私たちの次世代に「美しい地球環境を残そう!」との思いで環境問題の関連書を、まほろばんず の1つの柱と考えました。
集めた本をジャンル別に、羅列してみますと、
地球温暖化 異常気象
大気汚染
環境ホルモン
科学物質 洗剤の毒性
遺伝子汚染
オゾンホール
環境破壊
森林破壊 植林
原発
グリーン電力
ゴミ
リサイクル
各地の問題・取り組み
水俣、足尾、神通川、北九州 琵琶湖 川崎 杉並 ドイツ チェルノブイリ アマゾン ベトナム
企業関連 環境マネジメント 環境会計 環境ビジネス
環境教育
などなど、現状野問題分析から対策まで雑多なタイトルの羅列ですが、実にさまざまな問題があることが分かります。
この2月に京都議定書が発効しました。これにより地球温暖化防止の第一歩として2008年から2012年の間に1990年排出量の6%減のレベルまで温室効果ガスを削減が定められています。6%達成のためには、国、企業活動やさらに私たち市民レベルの対応も大切です。
政府は4月には「京都議定書目標達成計画」を決定、その中で温室効果ガスの大規模排出源である企業向けの対策のほかに国民一人一人が省エネに取り組む重要性も訴えていえます。
政治のあり方、 行政のあり方、 これでもか、これでもかという不祥事が繰り返しされ、報道され続けていますが、国家百年の計よりの自分の利益であり、企業も相変わらずの利益至上主義が横行しています。
また、「一人一人の取り組みが大切」といっても実際は大変なことだと思われます。例えば、ゴミ問題一つとっても、指定された日に指定されたようにキチンと分別して出す人、いいがげんな人、資源ごみを勝手に持ち去る人、なるべくごみを減量しようと努力・実行している人そうでない人 様々です。
公務員・教職員の犯罪が増えているとか、私の住んでいる東京の練馬でも泥棒が多発するようになったとか、その犯罪が、低年齢化しているなどなど考えあわせますと、治安の良かった日本はどこへやらといった状況の中で、「一人一人の取り組み」の徹底は大変なことです。
たとえば、喫煙の問題で、「マナーからルールへ」とかっこいいキャッチフレイズで、禁煙やポイ捨ての区域が定められました。これは時代の流れなんでしょうが、すべてルール、決まり、条例、法律、罰則を設けないと問題が解決しないとなると、温室効果ガス削減について、市民として全体レベルの実行はなかなかむずかしいと思うのです。本当は差し迫った問題なのですが・・・ 太平洋上の島々では、温暖化→海面上昇→水没の危機が取りざたされています。
こうとらえてみると、やはり、根本的な私たちの生き方、生きる姿勢が大切に思われてきます。法律、罰則規定を強化ばかりでは問題解決にならず、人間はどのように生きるべきなのか考えてみますと、私たちは、この地球の自然ともに生きているのだし、その大自然の一部なのです。「 think globally act
locally」 という言葉を新聞で見ましたが、自分の世界だけに埋没しないで、助け合い、支えあう生き方が大切との思うのです。